児童扶養手当以外の手当

母子家庭の代表的な手当に児童扶養手当がありますが、その他にも生活や仕事、医療費などを支援する制度も多く設けられています。

児童扶養手当以外の母子家庭支援には、以下のものがあります。 まず「子ども手当(児童手当)」は、児童を育てる母又は父に対して行政から支給される手当です。 2012年から中学生以下を対象に月額1万5千円が支給されています。 手当は児童自身ではなく、養育する保護者に対しての支給になっています。 次に「医療費補助、福祉医療費」です。 病院や診療所で診療を受けた際に、各医療保険の自己負担分の一部を助成する支援制度です。 市区町村によって助成する内容は異なっているので、詳しくはお住まいの自治体相談窓口に問い合わせてみるとよいでしょう。 次に「自立支援教育訓練給付金事業」です。 特に母子家庭の場合は、一家の大きな収入がなくなり、経済的に苦しくなることがあります。 そんな時に、母親が安定した収入を得るために職業訓練支援があります。 仕事に就くための資格を取りながら、毎月一定の支援金を受給することができます。

母子家庭支援は各自治体で異なっているので、役所や保健センターに問い合わせてみると知らなかった支援制度が多くあります。 通勤費の定期が3割引になったり、水道代が減免されたりする制度もあるため、まずはお住まいの地域でどのような母子家庭支援制度があるのかをしっかり確認しておくことが大切です。 申請方法も各地で異なりますので、一緒に問い合わせておきましょう。


母子家庭の医療費助成制度
母子家庭の医療費助成制度には「ひとり親家庭医療費助成制度」があります。ひとり親家庭医療費助成制度とは、両親が離婚、死亡などによって、片親のみで子どもを育てなくてはいけない家庭を対象にした助成制度です... 記事の続きはこちら

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