母子家庭のための高校の奨学金

現在の日本では年間に沢山の夫婦が誕生しています。その数は約67万件と言われています。しかし、それと同時に離婚の件数も24万件と年々増加傾向にあります。結婚した人たちの3分の1以上が離婚してしまうのです。このような状況になった際に子供がいる場合はどちらかの親が引き取らなければなりません。離婚した夫婦のそのほとんどは子供の引取りは母親になります。母親の方が父親より様々な面で子供を育てるのに適しているからです。なので、必然的に母子家庭が増えるのです。

母子家庭では子供を育てる課程で多くのハードルがあります。分かりやすいのはお金の面です。生活費もそうですが、学校の給食費、授業料などもかなりの負担になってしまいます。小学校や中学校は義務教育なのでまだ問題ありませんが、高校になると話は違います。高校は日本の教育において義務ではないからです。

救済制度の1つに母子家庭向けの高校の奨学金制度があります。これは母子家庭に対して生活が苦しい場合に授業料の全額もしくは半額を免除してもらえる制度です。奨学金の制度は利用できるのであれば利用した方が良いです。特に母子家庭の場合は生活するだけでも大変なので、高校に相談して対応してもらえれば、これ以上助けになることはありません。


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