OLから看護師に転職

一般企業でOLをやっていて、看護師に転職したという人もいます。OLは地味な作業が多く、デスクワークやお茶くみ、コピー取りなどの細かな雑務も仕事になると思います。こういった陰で会社を支える仕事にやりがいを感じる方がいらっしゃる一方で、こうした仕事を毎日やっていて本当にこれで良いのだろうか、と思う人もいるものです。そこで資格もあり、患者さんと接することができる看護師という道を選ぶこともあるのかと思います。しかし、仕事はどれも大変です。OLにはOLの悩みがあるものですが、看護師にも看護師なりの悩みがあるのです。そして、毎日が勉強になるのです。日々、患者さんと向き合い命を預かっているわけですから、常に最善の行動を取る必要があります。

高校や大学を卒業してOLになったのは良いものの、仕事内容に満足がいかないという人も多いようです。新卒で企業に入社して、3年以内に辞めてしまう人が3割もいるというデータもあります。働いていても満足がいかないという人は、どんどん転職する時代になりました。一つの企業でずっと働き続けるという考えは、もう古いのかもしれません。男性は定年まで一つの企業で働く人も多いかもしれませんが、特に女性は結婚や出産を機にやめてしまう人も多いようです。

OLという仕事も続けていけば、面白い仕事かと思いますが、お客様に直接感謝されるような機会が少ないのも事実です。しかし、看護師という仕事は、患者さんと直接触れ合う機会が多いので、クレームなどを直接受けることもありますが、もちろん感謝されることもあります。自分が行ったことで人から感謝されるというのは、とても嬉しいことです。そうした「外部からの感謝」を求めて看護師を目指す人もいるようです。


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